商人桔梗屋がふと思った日々のつぶやき


by buellleo
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野望

今日は何気に突然思い出したコトを、つれづれなるままに書いてみようとおもいます

あれは桔梗屋が中学三年の受験シーズン真っ只中の頃です

受験日が目前の夜、オヤジが私に言いました

オヤジ 「明日はいよいよ受験だな~」

桔梗  「ああ」

オヤジ 「どうだ?何とか受かりそうか?」

桔梗  「さぁ?どうだろうね?オレって普段は睡眠学習しかしてないからね~」

オヤジ 「睡眠学習? なんやそれ?」

桔梗  「授業中にな、真剣に寝ると頭がスッキリと冴えて勉強が捗るねん」

オヤジ 「・・・ それって学習になってないよな?」

桔梗  「・・・ だからこうやって徹夜してるんや!」

オヤジ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

桔梗  「なんや?」

オヤジ 「まぁ、ええわ・・・ とりあえず受かったら何でも好きなもん食べさせたるわ」

桔梗  「マジ!!!」

オヤジ 「ああ、ホンマや ナニが食べたいんや言うてみい? ステーキか? 寿司か?」

桔梗  「う~ん・・・・」


野望_f0030697_20421816.jpg

「ビックマック10個オトナ喰い」

あの時、オヤジの見せたものすごく切なそうな微笑みは忘れられません・・・
by buellleo | 2006-10-14 20:45